ALC板とは、軽量気泡コンクリート板となるのですが、一般的な住宅への使用率はさほど高いものではなく、鉄骨造のビルなどに、数多く採用されています。
この素材は、防音性や断熱性に優れる反面、多孔質素材であるため、表面強度が弱く、衝撃を与えると、簡単に表面が欠損してしまいます。
また、素材そのものに防水性を有していないため、「塗装する=表面の防水をする」という概念が必要となります。
目地のシーリングも防水の一端を担うため、こちらも打ち替え、増し打ちななどの作業が必要になる場合があります。
1.高圧洗浄による表面の清掃
2.十分な基材乾燥期間を設ける
3.シーリング(コーキング)打ち替え又は増し打ち
4.シーリングの乾燥期間を設ける
5.下塗り1回(素材表面を滑らかに覆い、弾力性を持ち合わせた下塗り)
6.上塗り1回目
7.上塗り2回目