亜鉛メッキなどの比較的古いトタンの場合、ところどころ塗装がひび割れていたり、浮いているケースがあるのですが、このような事象は、なにも手抜き工事が元になる場合ばかりではありません。

これは亜鉛メッキの表面と、塗装の相性が非常に悪いことが要因であり、昔塗った塗料が「くっつく」筈のものが、そうでは無かったという、それこそ塗料メーカーの誤算もあります。

従って、このようなトタンに塗装をしようとすると、古い塗料をすべて剥ぎ取るか、新しい塗料がそっと乗っている状態にするかと言う、どちらもコスト面、耐久性の面での無理があると考えられますので、基本的に塗装をすべきではないと思っています。