塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

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テスト塗り

昨日、このあと始まる大型の現場用に、1回目のテスト塗りをしてきた。

今回のテスト塗りの内容は、「艶の違い」である。

 

 

建物のイメージを左右してしまう色選びなのだが、今回の建物は、いわゆる白い部分が多いため、汚れについてが気になるところ。

この汚れの主な原因である、いわゆる「雨垂れ」の筋が外壁に付着すると、白い部分は、中間色を使う部分よりも、非常に目立ちやすいのである・・・・・。

 

 

そこで、上塗り塗料の選択によって、なるべく汚れにくいものを選びたいと思うのだが、なにぶん住宅と違って、材料の総量も、そのコストも半端なものではない。

※ちなみに㎡数はおよそ3000㎡もある、ある意味とても特殊な現場

また、それらをクリアできても、本当に低汚染を考えるならば、塗料の主剤と硬化剤を混合する、2液型のものとしなければと思うのだが、実際問題として、何人もの職人が出入りする中で、材料を秤で確実に計量し、混練するか?と考えると、それも微妙・・・・・・・・・。

そして臭気の問題から、使用できる塗料は水性塗料に限定される。

 

 

と、ここまでを考えて頭に浮かぶ塗料が「ナノコンポジットW」

使用経験、経年変化なども見てきていると、1液型の塗料の中では、雨垂れに関してはなかなか優秀だと思うのだが、この塗料に関しては、艶が三分艶なのです。

落ち着いたマット調と言いますか、派手な艶は出ないが、底艶があるような感じと言うか・・・・・。

艶あり塗料に比べると、塗り替えた!!という感覚は、目立ちにくいかも。

 

 

そこで、艶あり塗料も1缶用意して、塗ってみたと言う訳。

 

2108171-s.jpg

 


お客様にイメージを掴んで頂くためには、このようなテスト塗り、非常に重要な準備作業となるのです・・・・・。

 

 

2009年08月17日はまぞうブログより記事移動

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