2009/11/10
本日は朝イチで掛川の新築現場へ。
今日の仕事は、浴室のFRP防水である。
こちらの建築会社では、およそ半数の建物がの浴室を在来工法を採用しているため、浴室防水の依頼があるのです。
その仕上げ方法は、基礎および下地合板の上に、非露出仕様にてFRP防水を施工して、砂を撒き、トンボをつけてというもの。
その後、トンボにメタルラスを取り付けて、タイル下地となるモルタルを鏝塗りし、腰の高さまでをタイル仕上げとしているのです。
タイルから上は、羽目板を取り付け、雰囲気よく仕上げているのです。
そんな浴室FRP防水は、一般的なバルコニー仕様とは異なり、露出仕様がポリエステル樹脂なのに対し、非露出仕様はビニルエステル樹脂。
これは、強アルカリのモルタルと直接接するために、そのアルカリ性に耐えうる防水層を維持させるためのものなのです。
という仕様にて、浴室防水を施工するのだが、本日は天気の悪さも絡んで、FRPの臭いがキツイこと。
耐久性のみを考えたらFRPが一番なのだが、この臭気を考えると、さすがに考えてしまうのである・・・・・。
2009年11月10日はまぞうブログより記事移動