倉庫のスレート屋根から雨漏りを直すため、本日は若林町へ。
こちらの現場は、倉庫屋根からの雨漏りで呼ばれたのがきっかけだったのだが、事務所でも雨漏りがあり、何箇所かから重なっていたのです。
これら雨漏りは、「定期的なメンテナンスを施していれば、もしかっしたら防ぐことができたかも知れない」と思われる箇所もあるのですが(もちろん、もともとの施工に問題がある部位も無いわけでは・・・・・)、そうは言っても住宅とは違い、その定期的という意識が難しい。
そこを理解しつつ担当の方からのお話をお聞きし、今回の工事へ至ったのだが、それはやはり会社組織、担当の方がいくら信頼をしてくださっても、会社内で稟議を通し、それがどうなるかは本社の意向次第ということらしい。
現場では、そんな事よりも雨漏りが直ってほしいという以外には何もないのですが・・・・・。
と、予断はさておき、稟議も通り雨漏りの修理となったのだが、今度はこちらの都合でなかなか入ることができず、随分とお待たせしてしまった。
スレート屋根からの雨漏りは、そうなった原因は不明ながら、スレート屋根に亀裂が入っていた事でおきているもの。
新しい状態であれば、簡易的にシーリング(コーキング)をしてもくっつくのだが、すっかりコケむしている今の状態では、とてもそんなのはムリ。
そこで、板金にてカバーすることとしたのです。
板金屋さんへ入る鋼板のロール幅を目いっぱい使い、できるだけ幅広にかぶせただけなのだが、雨水浸入のポイントさえあっていれば、スレート屋根の構造上、これで雨漏りは止まるのです。
このように書いてしまえば簡単なことなのですが、進入位置を把握することがポイントであり、雨漏り修理の基本。
このあとは、次の雨を待って、雨漏りの有無を確認をしてもらうだけである。
2009年12月04日はまぞうブログより記事移動