塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

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外壁クラック処理 Uカット

ラスモルタルの外壁とは、ある意味クラックとの戦い・・・・・。

それは、昨日も記したのだが、だからと言って「しょうがない」では始まらない。

では、クラックにシーリングを刷り込んで・・・・・なんて事では、クラックの抑制にはならないのです。

 

 

このような外壁のクラックには、V型やU型のダイヤモンドカッターをディスクグラインダーに取り付けて、クラックに沿って切っていく(掘っていくと言うが正しいかも)作業を行うのです。

2203161-s.jpg

 

 

そしてこの作業を、Vカット、Uカットと言うのだが、この字の通り、ダイヤモンドカッターでV字、U字に切断。

私の場合、手持ちの刃がU型のものなので、Uカットを行うという工事仕様。

すると外壁は、このように掘れた状態になるのです。

2203162-s.jpg

 

 

ここで、幅広くなったクラック部分に、シーリング(コーキング)を充填。

2203163-s.jpg

 

 

このようにシーリングの厚み、幅を確保することで、構造からの力を吸収する役割を持たせるのです。

これは、構造からの力を真正面から立ち向かっていても、どちらの力が勝るか?と言えば、間違いなく構造からのもの。

そこで、その強い力を受け流すようにするのが、この補修の考え方というわけなのです。

 

 

しかし、まだこれだけでは、補修跡が目立ちすぎて仕方がないので、さらに補修工事は続くのです。

 

 

2010年03月16日はまぞうブログより記事移動

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