2010/09/30
本日から、浜北区高薗にて鉄骨塗装。
こちらの現場は、鉄骨造の住宅のリフォーム現場である。
まあリフォームとは言うものの、屋根や外壁を全て取り払い、鉄骨だけの状態にしてしまうのだから、リフォームと言っても、殆ど建て替えに近いのだが・・・・・。
それでも、構造体に手を入れない以上は、これはリフォームとなるのです。
そんなリフォーム現場では、先週、鉄骨屋さんが、こちらの鉄骨構造体に追加する梁や柱、そしてブレスを溶接。
それら溶接が出来上がったことで、次が私の仕事である塗装と続いていくのです。
ちなみに、鉄骨が外部へ露出する場合は錆止め+上塗りとなるのだが、今回の現場の場合、全ての鉄骨は壁の中や天井裏に隠れてしまうため、錆止めのみの作業。
ただし、錆止めについては、こちらのお宅の新築当初の錆止めが、あまりに中途半端にくっついたり浮いたりしているため、あえてエポキシ樹脂錆止めは使用せず、シアナミド鉛錆止めを選択。
これは、下地の状態を確認しての判断なのですが、全ての鉄骨の旧塗膜を剥がせば、エポキシ錆止めを入れれるものの、基本的に風雨についても、紫外線についても影響を受けない壁内へ隠れる鉄骨に対し、そこまでの手間を掛けるべきかを考えての選択なのです。
もちろん、シアナミド鉛錆止めがダメなのではなく、何とかの一つ覚えのように「エポキシ錆止め:を使うのではなく、あくまで適材適所という意味。
と言うわけで、これから数日間は、こちらの現場で錆止め塗りが続く予定なのです・・・・・。
2010年09月13日はまぞうブログより記事移動