昨年12月から取り組んでおりました、日経ホームビルダー誌での「雨漏り」記事の作成。
今月発売の日経ホームビルダー2月号から連載開始となりました。
「事例で分かる雨漏り修理のツボ」と題し、戸建住宅で起きていた雨漏りの事例について紹介をしています。
日経ホームビルダーという雑誌は、書店には並ばないものですから、一般の方向けではなく、あくまで住宅に関わる実務者向けの雑誌となります。
ですから、現場実務者に向けた内容で進めていきたいと思っております。
今回、こちらにお住まいのお客様に快諾いただき、事例の紹介をさせていただいているのですが、残念ながら、この雨漏り事例について一言で言うならば、サブタイトルにもあるように「知識不足が雨水を呼び込む」という、建築時の施工の瑕疵は、実務者の知識不足であったとしか考えられないものでした。
言うならば、お客様にとってみれば、雨漏りは直したいが、聞きたくは無い現実だったと思います。
しかしながら、寛大なお客様であり、「役に立つのなら」と言ってくださったのです。
それにしても、建築時に正確な知識があり、尚且気をつけていれば、今回のような雨漏りを起こすような処理はしていなかっただろうと思うのです。
もちろん、世の中絶対なんてものは無いので、うっかりミスというような事や、予想を超える天候など、色々な可能性はあると思いますが、ちょっとしたと言う事が、気遣い一つで雨漏りを起こすような建物にならないような原因となることも多々あると考えています。
だからこそ、自分の経験してきた現場でのノウハウを、実務者の方々に理解してもらいたい、そして役立ててもらいたいと思っているのです。
今回初めて自分で書いたのですが、そもそもこのような誌面用の記事など自分で書いたことはありませんでしたので、編集者のOさんには随分ご迷惑を掛けてしまったと思いますが、連載ですので、しばらくは勘弁してもらいながら続けていきます(笑)
皆様、もしどこかで目にする機会がありましたら、是非ご覧下さい!!