日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2017年1月号) のお知らせです
今号のサブタイトルは 「塗装で雨漏りは止まらない」です
今号はサブタイトルの通り、「塗装で雨漏りは止まらない」という当たり前でありながら、誤認されている事実をはじめとして、外壁塗装についての解説を行いました。
前号に記した現場での、ALC版に無塗装部位が見つかったことから、建築に関わる方々の塗装についての認識が薄いと感じていることもあり、今回、塗装について少しだけ掘り下げた記事としております。
少しだけ掘り下げたというのは、塗装の工法はもちろんですが、塗料については、非常に製品数が多く、イコール、カテゴリが沢山ありますので、これを細かく書き出して解説するには、それこそ辞書にような文章量になってしまうからです。
しかし、実務的には下地状況を考えた材料選択は必須であり、その見極めによって、仕上がりや耐久性に大きな差をつけてしまうのが塗装ですから、一概に樹脂の良い悪いなんていう稚拙な話では無いのです。
だからこそ、塗装をすることで雨漏りが止まるなどという安易な発想だけは、絶対にしないでもらいたいという思いから、今回の記事に至りました。
ぜひご覧ください。
また今回、日経ホームビルダーの定期購読者限定で、2011年に連載した「写真でわかる雨漏りを呼ぶ納まり」復刻版のダウンロードが出来るようになりました。
「雨漏りを呼ぶ納まり」と題した連載記事は、当社が実際に雨漏り修理を手がけた現場を紹介したものであり、雨漏り原因となっている雨仕舞納まりの不備について、NPO法人雨漏り診断士協会大阪支部長であり技術研究所長を務める玉水氏とともに監修したものです。