2017/05/30
日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2017年6月号) のお知らせです
今号のサブタイトルは 「意匠満点でも雨仕舞いは落第」です
今号では、前回の事例について、雨仕舞の問題点や、本来行うべき納まりについてなどに踏み込んだ内容としています。
飲食店舗への雨漏りですから、お客様としても自宅以上に営業に差し障りが出るかも知れないということで、大変心労が大きかった現場です。
何しろ、一次防水となる外壁の下地強度が不足していた事で防水性能が低かったことと、二次防水の概念が間違っており、使用する建材の選択をミスした事、そして、それを解決できなかった建設会社・・・。
本事例の最大のポイントは外壁の土台水切りについて、その重要性を理解していない事で、せっかくの意匠が台無しになってしまうという事です。
いや、そもそも雨漏りという事を想定して、自宅や店舗など、建物を建てるお客様も建設会社は居ないはずです。
それでも起こってしまう雨漏りに、どなたも心労が大きく、誰にとっても大きな負担となります。
だからこそ、どのような対策をすべきというように雨仕舞を考え、余計な心配の無い建物であってほしいものです。
そんな今回の号も、ぜひご覧ください。