日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2017年10月号) のお知らせです
今号のサブタイトルは 「谷樋補修の鍵は流量の制御
」です
今回の記事は、前号で紹介しました瓦屋根の雨漏り事例について、前回ふれた保険についてではなく、修理について紹介いたしました。
この事例は、瓦屋根のお宅で起きた雨漏りだったのですが、非常に大きな要因は劣化であったのですが、他にもいくつかの問題点がありまして、そのことについても触れた内容となっています。
この事例では、そのもっとも大きな要因は、谷樋の劣化による雨水浸入だったのですが、そのほかにも谷樋からの導水のついての問題があったり、棟の積み方で、雨水を呼び込んでしまうなどの問題あったり、これらの事についても紹介しております。
昨今、新築工事において瓦屋根を採用する建物が少なくなっており、さらに和形瓦の採用率がさらに低くなっているようで、瓦職人さんであっても、和形を葺くまでは数少なくとも何とか経験したとしても、現場経験の少なさから、納まりについての技能継承が危うくなっている事も懸念されるような、正確な修理が出来ていない現場んび遭遇することがあります。
そんな瓦屋根の事例だからこそ、建築実務者にも理解してもらうための今回の記事としたつもりです。
また今回のホームビルダーの誌面において 「 リポート 保険金でリフォーム詐欺 ・ 住宅補修に火災保険金を悪用
」という記事が掲載されました。前号において執筆した記事がきかっけになったかどうかは定かではありませんが、このような問題を含め、詐欺のような業者無くなっていない事実がありますので、建物に関わる事業者が正確な知識を持つことはもちろんですが、住まい手の方々も騙されないような知識を持っていただけたらと思います。
そんな今回の号も、ぜひご覧ください。