2017/11/29
今月は連載記事はお休みとなりましたが、「シーリング」特集について相談をうけまして、協力させていただきました。
特集のタイトルは 「さらば手抜き! シーリング工事」 です
今回の特集は、シーリング(コーキング)についてでした。
雨漏りに直結した事例というよりも、雨漏りを誘発しないためにも、どのようなシーリングの選定や施工が正しいのかを記事にしていただいております今回の特集です。
編集の方からシーリングについての特集を組みたいという相談を受けまして、シーリング材メーカーさんをご紹介させていただいたり、事例を提供させていたり、コメントを出させていただいたりと、普段から使用することが多いシーリング材について思う事や、その採用についての認識など、出来る限りの情報提供をさせていただきました。
このような特集に関わると特に思いますが、シーリングについて、その性能を過信していることだけでなく、全国的な傾向と言えますが、シーリング部分の改修について、正確な知識を持たないまま現場が進んでいることが大変多いという、たいへん困った現状があることです。
シーリングとは、建物の外壁や開口部周りにおいて重要な役割を持つ防水材であるにも関わらずです・・・。
だからと言って、シーリングに頼らずに建物外部の防水性能が確立するのかと言えば、これまた答えは限りなくNOに近いのが現状です。
このことからも、製品や材料のいいとこ取りをうまくしながら、耐久性の高い建物が出来ると良いのにと思っております。
そんな今回の特集も大変参考になるものと思いますので、ぜひご覧ください。