塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

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雨漏りの最近のブログ記事

特別セミナー「日米比較 これからの木造住宅の耐久性とは」へ登壇

先週5月19日(金)、品川にて特別セミナー「日米比較 これからの木造住宅の耐久性とは」が開催されました。

このセミナーは、参加しています勉強会のひとつである、一般社団法人住まいの屋根換気壁通気研究会が主催し、住宅用の透湿防水シートのタイベックの旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ後援による特別セミナーでした。

このセミナーのために、アメリカから、E.I デュポンリサーチフェロー Ph.D.ウエストン・テレサさんが参加されました。

研究会からは、

特別顧問であり、東京大学名誉教授・国立研究開発法人建築研究所理事長をつとめられていた 坂本雄三先生。

雨仕舞のしくみ-基本と応用- 著者である東海大学名誉教授 石川廣三先生。

断熱・気密・防露のスペシャリストである近畿大学建築学部学部長・建築環境システム研究室 教授 岩前篤先生。

パッシブハウスジャパン理事であり、日本中で数々の講演をされている松尾設計室代表 松尾和也氏。

住まいの屋根換気壁通気研究会理事長でありハウゼコ代表取締役社長 神戸睦史氏。

が参加されました。

弊社久保田は、このセミナー第二部のスペシャルトークセッションへ現場実務者の一人として登壇させていただきました。

 

このような凄い先生方ともに壇上へ上がらせていただきお話させていただく機会は、おそらく一生に一度きりだと思いますし、何よりこのような機会をいただけた事は大変光栄なことであります。

また、住宅に関わる実務者として、微力ではありますが、日米比較の中の日本国内での住宅事情や立地条件、気象条件による劣化などについて説明させていただきました。

そして得意分野である、住宅の雨漏り事例にも触れさせていただきました。

 

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このスペシャルトークセッションは大変中身の濃いものとなりまして、予定時間をずいぶんと延長しつつも時間が足りず、途中で時間切れというようになってしまうなど、本当に盛り上がりました。

なのでこの後の懇親会も、多くの話題が飛び交い、多くの方々と直接お話させていただきました。

最後に繰り返しになりますが、このような機会を頂きましたことに、心より御礼申し上げます。

「雨漏り」連載記事掲載のお知らせ 2017年4月号

日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2017年4月号) のお知らせです

今号のサブタイトルは 「意匠と雨仕舞いは両立せず?」です

 

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今号では、先月の木造住宅とはうって変わり、鉄骨造の店舗併用住宅でおきていた雨漏り事例について紹介しました。

1階部分は磁器タイル張り、2階部分は目地の無い意匠性塗装仕上げとなる、一見、デザイン的にもまとまりの良い、モダンな感じの店舗ですが、新築時に総合的な意匠性を考えての施策なのか?なぜか外壁の土台水切りが存在していませんでした。

この事が雨漏りとどのように繋がるのか?という事についての解説を含め、問題点を洗いだしました。

意匠は良いのだが・・・、とは言っても、そもそも外壁下端部に水切りが存在しないという事は、一次防水である外壁表面で100%雨水浸入を防がなければなりませんが、外壁の素材に起因するのか?雨水の浸入を防ぐことが出来ておらず、雨漏りが発生していました。

さらに調査を進めると、壁内に驚きの施策を発見。

ぜひご覧ください。

 

「雨漏り」連載記事掲載のお知らせ 2017年3月号

日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2017年3月号) のお知らせです

今号のサブタイトルは 「施主に無断で外壁張り替え?」です

 

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今号では、先月紹介した築28年の木造住宅の雨漏り事例について、外壁の二次防水の防水シートの問題のみならず、お客様が知らなかった外壁の張替え履歴について焦点を当てました。

前号では、建物外部の一次防水である窯業系サイディングを撤去した際に、サイディングが直張りとなるように、ビニール系防水シートが張られ、その下に胴縁、そのさらに下に、二次防水となるアスファルトフェルトが張られているという、おかしな構造となっていることを紹介しました。

おそらく建築会社が苦肉の策として、下地の防水シートを二重張りにすることで、雨漏りを何とか直したいという思いがあったのだろうと推測しましたが、これは弊害を生むだけで、まったく役に立っていませんでした。

しかし、そのおかしな二次防水の撤去をすすめていくと、なんと2階小屋裏に、砕かれた窯業系サイディングが散乱していたのです。

防水シートのおかしな選択と二重張りという事にも驚きましたが、ゴミであろうサイディングの残骸が小屋裏に残されているという、さらなる衝撃に困惑以外の何者でもありませんでしたが、さらに驚いたのは、お客様自身が、サイディングの張替えを知らなかった事でした・・・・・。

今号もこのような衝撃の事実が明らかになっていきますので、ぜひご覧ください。

 

「雨漏り」連載記事掲載のお知らせ 2017年2月号

日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2017年2月号) のお知らせです

今号のサブタイトルは 「裏目に出たシートの二重張り」です

 

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今号では、築28年の窯業サイディング張り住宅での雨漏りについて、解説をしました。

新築直後から雨漏りが発生したとの事でしたが、何回も建築会社が修理を重ねていたらしいのですが、改善する事が出来ないまま、その会社は倒産してしまったそうです。

では、どのような修理を行っていたのか?についてヒアリングを行ってみると、お客様ご夫婦が大変忙しい方であり、修理の様子が分からなかったことと、建築会社から説明をうけていなかった事から、詳細不明の状態でした。

そこで、調査のために外壁を撤去すると、なんと外壁サイディングの真下から、昔、屋根に用いられていたビニール系防水シートが出てきたのです・・・。

この外壁下地にビニール系防水シートを用いるという、思いもよらないケースに当惑したのですが、そのシートを剥がしてみると、その下から、さらにもう一層、アスファルトフェルトが張られていました。

そう、この住宅の外壁には、防水シートが二重張りとなっていたのです・・・・・。

そんな状況を含め、雨仕舞の問題点について書きました。

ぜひご覧ください。

「雨漏り」連載記事掲載のお知らせ 2017年1月号

日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2017年1月号) のお知らせです

今号のサブタイトルは 「塗装で雨漏りは止まらない」です

 

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今号はサブタイトルの通り、「塗装で雨漏りは止まらない」という当たり前でありながら、誤認されている事実をはじめとして、外壁塗装についての解説を行いました。

前号に記した現場での、ALC版に無塗装部位が見つかったことから、建築に関わる方々の塗装についての認識が薄いと感じていることもあり、今回、塗装について少しだけ掘り下げた記事としております。

少しだけ掘り下げたというのは、塗装の工法はもちろんですが、塗料については、非常に製品数が多く、イコール、カテゴリが沢山ありますので、これを細かく書き出して解説するには、それこそ辞書にような文章量になってしまうからです。

しかし、実務的には下地状況を考えた材料選択は必須であり、その見極めによって、仕上がりや耐久性に大きな差をつけてしまうのが塗装ですから、一概に樹脂の良い悪いなんていう稚拙な話では無いのです。

だからこそ、塗装をすることで雨漏りが止まるなどという安易な発想だけは、絶対にしないでもらいたいという思いから、今回の記事に至りました。

ぜひご覧ください。

 

また今回、日経ホームビルダーの定期購読者限定で、2011年に連載した「写真でわかる雨漏りを呼ぶ納まり」復刻版のダウンロードが出来るようになりました。

「雨漏りを呼ぶ納まり」と題した連載記事は、当社が実際に雨漏り修理を手がけた現場を紹介したものであり、雨漏り原因となっている雨仕舞納まりの不備について、NPO法人雨漏り診断士協会大阪支部長であり技術研究所長を務める玉水氏とともに監修したものです。

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