先日、なぜ・・・・・?と思わせる出窓の不具合を目の当たりにした雨漏り修理現場。
この現場での対策を、本日からスタートさせた。
今までの経験の中で、出窓やその周囲での不具合は数々見てきたが、今回のような屋根部分が浮き上がるというケースは初めて。
出来ることならば出窓そのものを交換してしまいたいのだが、現実的に無理がある。
そこで、雨漏りのリスクを回避するため、そして今後の維持管理を考慮した方法を選択しなければならないのです。
そして行った方法は、板金で既存屋根を覆うというもの。
外壁との取りあいには相当神経を使わなければ、雨仕舞的に無理が生じてしまう方法なのだが、かと言って出窓の交換は出来ないし、シーリング(コーキング)で何かできるというレベルの話ではないのです。
それでもこの方法を選択するのは、ほかに後々の安心を担保できるであろう方法が見当たらないから。
ただし、屋根が浮き上がるというイレギュラーな状況でなければ、もう少し何かしらの方法はあったので、そういう意味では、建物に大きな瑕疵が仕込まれていたと言う事になるのですが・・・・・。
2010年07月17日はまぞうブログより記事移動