何軒かの打ち合わせを終え、午後から新築現場へ。
こちらは明日、施工をする予定の現場だったのだが、ほかの現場で他業者と重なってしまったため、急遽予定変更。
今回の工事は、ちょっとしたシーリング(コーキング)のみ。
モルタル仕上げの外壁に、バルコニーの板金笠木が絡むので、その部分へシーリング(コーキング)を打ってほしいという依頼である。
こちらの建物は、外壁がモルタル仕上げとなるため、いわゆる外壁面の1次防水の効果はない。
そこで、外壁通気工法を採用するとともに、2次防水を強化するという考え方で建てられるのです。
あとは、いかにしたら雨仕舞的に良いのか?を考えながらの作業。
今回は現場監督の考えで、このような納まりが採用され、シーリング打ちの依頼があったのです。
そこで変性シリコンのシーリングを、ぐっと深くまで充填し、止水の役割を持たせるように施工。
最終的には、仕上げモルタルに隠れてしまう部分だが、見えない箇所だからこそ念入りにというものである。
2010年01月30日はまぞうブログより記事移動