いよいよ工事が始まった3000㎡の大型現場にて、色選びが進んでいる。
工事着工前に決まったのは、建物のおよそ半分を占める白い部分。
これについては、白という汚れの目立ちやすいものを、どんな塗料を選択すれば汚れにくくなるのか?を考え、艶ありの塗料、3分艶の塗料の2種類を最終候補としたのです。
そして決定したのが、3分艶の「<a href="http://www.toso-nano.com/" target="_blank">ナノコンポジットW</a>」
そして、さっそく白の塗装がスタートしたところで、次の準備として色選びが始まったというわけ。
今回の打ち合わせで色見本を作成する事になったのは、DICと日塗工の見本帳から、それぞれ2色づつ。
DICの見本帳とは、DIC(旧 大日本インキ)と言う会社の発行している印刷インクの色見本帳のことで、カラーガイド1セットで、およそ600色の色見本にて構成されているのです。
一方、このブログでも何回も記している日塗工の見本帳は、塗料メーカーで構成される日本塗装工業会にて発行されているもので、こちらもおよそ600色にて構成というもの。
ただし、塗料の色見本として塗料顔料の配合比が確立されているのは日塗工となるので、DICで指定した場合に作ることが出来る色は、あくまで近似値なのだが・・・・・。
それでも、デザインを選ぶ仕事に携わっていたりする方などは、DICを愛用されている方も多いのです。
そして今回もテスト塗りが決まった4色も、すぐさま塗料販売店に発注し、出来上がりを待つばかり。
順序よく、効率よく進めるためにも、順次打ち合わせを重ね、確実に決めていかなければならないのです。
2009年08月26日はまぞうブログより記事移動