塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

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絶縁工法

毎日にように天気の話題に触れるのも、もういい加減いやなのだが、まあ天気には勝てないので・・・・・。

そんな状況のなか、現在進行中の現場の一つに、防水の改修工事がある。

 

 

今回は、バルコニー(ベランダ)の防水工事なのだが、既存の防水層が塩ビシート防水であったものを改修する工事。

当初の予定では、既存の塩ビシート防水を全て撤去したうえで工事をする予定でいたのだが・・・。

お客様の予算の都合もあり、なるべくコストを圧縮できないかという相談があり、工事に取り掛かるまで、最適な方法は何なのか?コスト面と耐久性の両立できるものは何なのか?と言う事を思案し続けていたのです。

 

 

そして工事開始直前、荷物の移動や洗浄をしてみたところ、思いのほか塩ビシートの縮みが無い事から、急遽方針を変換。

全面撤去から、既存防水層を残した上に新たな防水をかける、絶縁工法というものにしたのです。

絶縁工法とは、他の言い方をすると通気緩衝工法とも言って、下地の水分などを逃がすために、脱気塔などを設置し、ある程度そのままの下地を覆い隠す防水とも言えるのです。

 


もちろん、どんな状態の下地も適応できる訳では無いのだが、下地の状況からの総合判断。

あとは防水の種類についても、同じ考え方の工法がウレタン防水・塩ビシート防水・FRP防水他、多くの防水方法でできるようにはなっているのです。

 


と言う事で、現在進行している現場ではウレタン防水の絶縁工法。

いくら既存防水を残しているとは言え、雨に降られれば流れてしまう可能性もあるのがウレタン防水を含む塗布防水の宿命。

少しつづ、少しづつだが進行中なのです。


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2009年03月03日はまぞうブログより記事移動

笠木板金

本日は朝イチで、板金職人と雨漏り修理を伴う改修工事の現場へ。

 

 

改修工事を請けた建築会社からの依頼で、雨漏り修理として入っている現場なのだが、雨仕舞、防水、板金のみが私のところの仕事。

雨仕舞については、打ち合わせの段階でアドバイス。

屋上防水は、既存塩ビシートを剥がし、機械固定で塩ビシート防水の施工と一部をウレタン防水で対応し、すでに施工済み。

そして本日は、笠木周りの板金工事。

 

 

ふつう建築会社の仕事で、なおかつ内外装の改修工事をしていれば、雨仕舞はともかくとして、防水工事のみとなりそうなのだが、本題が雨漏りを修理する工事としているため、収まりの心配な板金工事も私のところへ依頼があったのです。

そうは言っても、今回の場合は特に、特殊な細工など何もない。

ごく普通に笠木を被せれば良いだけなのだが、どうやら、そのような収まりで折れる板金屋さんとのお付き合いが無いようだ・・・・・(苦笑)

 

 

まあ確かに、今までの笠木は胴ブチなしでかぶせているだけだったし、釘は脳天から打ってシリコン塗りつけているだけだし、重なり部分も切りっ放しだし・・・・・・・。

そういう部分が重なり、雨漏りの誘発につながっていたのだから心配にもなるだろうし、現調の段階で、私が散々指摘してりゃ怖くもなるか(笑)

と言っても、下地の寸法にあわせてきっちり折れば、板金の役割を忘れることは無い筈なのである。

 

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2009年02月18日はまぞうブログより記事移動

浴室FRP防水工事

昨日から、新築住宅での浴室FRP防水工事も進行中。

もともとは先週中に行うはずの工事だったのだが、工事着工前日になって、諸般事情により工事ができない下地納まりに変わってしまうという予期せぬトラブルに見舞われたため、今週にずれてきてしまったのです。

 

 

浴室に限らず、防水工事において何が大切か?と問われれば、迷わず答えるのが「下地」

もちろん、防水工事についての品質などのこともあるのだが、どんなに工事が素晴らしくとも、下地がダメなら工事が成立しないのが、防水や塗装などの工事なのである。

 

 

そんな浴室防水も、こちらの建築会社では昨年夏からのお付き合いながら、すでに5件目。

しかし、現場監督によって納まりについての考え方が違い、その都度、下地の提案などをしているのだが、なかなか「言うこと無し」と言う域には至っていない・・・・・。

ただし、それもこちらの説明や打ち合わせで解消できるはずだと思っているので、もう少し頑張らなければと思っているのですが・・・・・。

     

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2009年01月27日はまぞうブログより記事移動

含水率

昨日、ベランダ防水を前に、雨養生をした新築現場。

天気予報よりも早い、昨日の夕方から雨が降り、ベランダを覆うように掛けたブルーシートも完全では無かったため、一部に雨が降り込んでしまった。

 


今回の建物の場合、1階のRC躯体の上に木造住宅が乗る構造であるため、ベランダとなる部分もRCが下地となる。

そこへ、モルタルで水勾配をとって防水を仕上げるというものなのだが、もともと木造住宅の基礎となる立ち上がりに囲まれたベランダ部分は、池のように水が溜まり、含水率は見事なもの。

その水を水中ポンプで抜いてもらい、下地の乾燥を待ってから、左官屋さんがモルタルを流してレベルを出している。

 

 

しかし、もともとRCであるうえに、モルタルも水を使っている状態なので、やはり含水率はなかなか高い状態。

ここで含水率を測定できる機材を持っていないのが辛いことなのだが、勘と経験から見ても、この雨の影響で、防水の施工は当面先送りの判断をせざるをえないのです。

 

 

ただし、ここでネックとなってくるのが新築の工程。

後々の不具合を考えると、当面の間は防水を見合わせるしかないと言うのは、こちらの意見なのだが、現場監督から見れば、次の工程も詰まっているし、何とかならないか?というのが本音。

このあたりは、譲歩できる部分ではないので、とにかく説明と説得しか無いのだが、工程をやりくりする監督の立場からすれば、1週間単位でずれていくのだから、たまったものでは無いのだろうとは思いますが・・・・・。

 

 

雨の影響が大きく響く防水工事なのだが、含水率という、最も厄介なものとの攻防が続くのです。

 

 

2008年09月29日はまぞうブログより記事移動

オスモカラーの注文依頼

先週の事なのだが、オスモカラーの注文を頂いた。

 

 

最初の指定がおよその色目としてだったので、塗装するものを聞いてみると、家具修理のためであり、桐材へ塗るとの事。

桐ということは、もともと柔らかな素材なのですが、さらに修理をする時期が来ているとすると、もう完全乾燥。

すると、吸い込みが強すぎて、濃色を使用すると、真っ黒になってしまうのではないかと思い、その旨も聞いてみたのだが、お客様からの要望で、、濃色仕上げ予定になるのだとか・・・・・。

 

 


そこで、まずはサンプル缶を6種類ほど用意し、実際にテスト塗りをしてから検討してもらう事に。

もちろん、<a href="http://wanomori.hamazo.tv/" target="_blank">家具修理の専門家</a>であるため、木の性質も理解しているし、乾燥状態によっての吸い込みについても同様。

しかし、色目についてだけは、そのものを使用してみないと判断が出来ないので、なかば無理やりサンプル缶を押し付けてきたのです(笑)。

 

 

それから数日後、何色かの注文を頂き、昨日納品。

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私自身、家具に塗装すると言う機会は非常に少なく、本当に時々という感じだし、まして杉・檜とは違い、シミ抜き・アク抜き後の桐の場合、どこまでと言うのが想像しきれない。

ぜひとも完成後を見たいものです・・・・・。

 

2008年09月21日はまぞうブログより記事移動

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