塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

  • HOME>
  • 塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

折板ペフ

8月のはじめよりスタートさせた塗り替え現場が、ようやく工事完了。

 

2009101-s.jpg

 

 

 

さあ!とスタートしたのは良かったものの、急遽という工事である「雨漏り修理」が重なってしまったため、私は殆ど他に行っていたので、両親に任せたままになってしまった。

そこで、体に負担の大きな洗浄作業や屋根塗装、厄介な部分だけは私が何とかし、残りは材料の指定、工事方法の確認と指定をし、任せておいたのですが・・・・・。

 

 


ところが、最大に厄介だったのは、折板屋根の結露防止や断熱効果を期待して貼られている裏面のぺフ。

 

2009102-s.jpg

 

 


このペフ部分が見事に垂れ下がり、非常に見苦しくなるのだが、全ての原因は風雨などの外的要因。

そもそも、外部などの露出する部分に使用すべきものでは無いのだろうが、だからといって、1枚の折板の外壁の内外に掛かるそれぞれの部分で、貼るところ貼らないところと分けることは不可能なのです。

なぜなら、コイルから成型していくなかで、同時に機械で貼り付けられるものだからなのです・・・・・。

だったら、もう少し耐久性の高いものであれば・・・・・とも思うのだが、これもコストとの絡みで大変なのだろう。

 

 


そんなペフ部分、写真の箇所はガレージの内側となるため、中途半端にしか取れてくれないという厄介なもの。

取れる部分は粉のようにボロボロと落ちるくせに、ボンドが効いている部分と言うか、ペフが比較的しっかりしている部分は、なかなか簡単には取れてくれないのである。

結局、ガレージの天井となる部分も、鉄骨に囲われた一部は、痛みがほんの少しだけ和らいでいるのか、完全除去を諦めて、半分で残してみたのです。

それでも、除去したペフはゴミ袋数個分。

 

 


作業の大変さもさることながら、取れる部分と取れない部分が混在すると言うことこそ、もっとも厄介なものなのです・・・・・。

 

 


2008年09月10日はまぞうブログより記事移動

ボルトキャップ

折板屋根塗装を完了してから、すでに2週間ほど経過してしまった。

この間、なんだかバタバタとしてしまったり、雨で遅れてしまったりで、すっかりボルトキャップをかぶせる作業だけが残ってしまっていた。

 

 

さすがに、午前中は昨日の雨の影響により、湿度どころか水滴が残っていたのだが、午後には日差しの力、ぐんぐん上昇する気温、そして風も吹き出して、すっかり乾いてきた。

そこで、名前の通り、折板屋根の要の部分である、ボルトにキャップをかぶせることとしたのです。

 

 

もともと、屋根材にこのような部材を貫通させているのだから、錆びるような素材であることが疑問となるのだが、そうは言っても錆びている事実はなんら変わる事が無い。

そこで、塗装の前に十分なケレン作業をすることで、錆の進行を少しでも遅くするような作業から始まり、強溶剤の浸透型錆止めをタッチアップ塗り、その後、遮熱型の錆止めをタッチアップ塗りし、屋根全体塗装の際に、再度塗装で錆止めは計3回塗り。

そして上塗りを1回タッチアップした後、全体塗装を2回となったので、ボルト部分には合計6回塗膜が重なったことになる。

     

2008311-s.jpg

 

 

おかげで、すっかり厚い衣を巻いたエビフライのようになってしまったが、それだけ錆の進行が心配となるため、ついつい・・・・・・・・・。

さすがにここまでくれば、雨の影響を受けることも無いのですが、ここへボルトキャップをかぶせれば、より空気と遮断されるという理屈になると思っている。

そしてボルトキャップには、防錆材が入ったものを使用。

これで塗膜に問題が生じたとしても、心配は無いだろう。

     

2008312-s.jpg

 

はまぞうブログより記事移動

詐欺だろう・・・

郊外にある瓦屋根のお宅には、親切な業者を装った詐欺師が訪問する事が多々あります。

年配の方々は、この詐欺師の巧みな話術に騙されてしまい、まずは瓦の漆喰から・・・・と言うように、詐欺師への目印が増えていくのです。

 


この漆喰の工事をする詐欺師、瓦の業界では、漆喰屋と呼ぶそうだが、要するに瓦屋根の維持とは無関係な漆喰を、これ見よがしに、山盛り塗っていく行為。

この写真は、その代表的で判りやすいもの。

 

1907201-s.jpg

 

 


このような山盛りは、屋根構造を理解していれば、あり得ないことなのです。

ただ私からして少し厄介だなぁと思うことは、私が今まで見てきた瓦職人の塗る漆喰よりも、漆喰屋が塗る漆喰の方が、綺麗に塗っていくという点・・・。

漆喰を塗ったところの瓦も、綺麗に掃除をしていくし、綺麗な白い漆喰を見ると、ある意味年配者が騙されやすく、詐欺だと言う事にも気がつきにくいという事も・・・・・・・・。

 

 

しかしながら詐欺は詐欺なので、無駄な漆喰は塗るべきではないし、これが原因で雨漏りにつながりやすくなったり、そこまで行かなくとも、下地へ雨水を呼び込み易くなるという事もあるのです。

ちなみに、本来漆喰の塗り替えとは、ある程度の厚みがあってこそ漆喰の耐久性があるものですが、漆喰屋が塗ると、このように痛んだり、苔が生えていた既存の漆喰のうえに、薄く重ねていく無意味な工事の場合も・・・・・。

 

1911181-s.jpg

 

※親指のところに、新しい漆喰と、古い汚れた漆喰の段差が確認できます

 

 

まあ、なんにしろ無意味な工事は詐欺だろうと思うのですが・・・・・・・。

 

 

2007年11月18日はまぞうブログより記事移動

エアコン貫通孔

先日、外壁塗装をするためにエアコンの配管カバーを外したところ、外壁の貫通部分に何も処理をされていない状態であったため、そのままでは強い雨風により、雨漏りの原因ともなりかねないので、その処理をすることにしました。

 

12191-s.jpg

 

 

だいたい、エアコンの配管カバーにシリコン塗りつけたところで、押えもままならない状態で、隙間だらけでは、何の防水にもならないのですが、中にはシリコンを使うことだけで、防水処理が出来ていると思い込んでしまったり、自分が丁寧な仕事をしていると勘違いしてしまう人もいるので、困ったものなのですが・・・。
どうせ塗るなら、紙テープで養生して、プライマー(接着剤)を塗って、ヘラで押えてあれば、私も文句は言わないのですが(笑)


さて、話がそれてしまいましたが、100%ではないものの、私が考える2階までの壁面の対処方法が、貫通部に粘土を使う方法です。

まずは、エアコン配管の下側に粘土を詰めるべく、粘土を長細くします。

 

12192-s.jpg

 


次に、配管を少し持ち上げるようにして粘土を入れ、配管下側が粘土の上に乗ってしまうようにします。

 

12193-s.jpg

 


配管の隙間にも粘土が入るようにして、さらに全体を覆うように粘土を詰めたら完成。

 

12194-s.jpg12195-s.jpg

 


あとは、塗装工事完了後に、配管カバーを被せれば完了です!!

 

 

2006年12月20日はまぞうブログより記事移動

雨漏りや塗装に関するお悩みやご相談はこちら